喉からお腹のあたりにかけて感じる違和感や不快感が続く方は、逆流性食道炎の可能性があります。
たとえば、下記のような症状です。
- 焼けつくような違和感が、みぞおちから胸の下にかけて生じる(胸やけ)
- すっぱいものがこみ上げてくるような感じがする(呑酸 どんさん)
- 食べた物がいつまでも消化されない、胃がもたれる感じがする
- 胸がつまるような強い痛み
- 便秘でもないのにお腹が張ったような感じがする
- げっぷが頻繁に出てくる
また、直接胃や消化管には関係しないと思われる症状として、耳の違和感、耳鳴り、声のかすれ、高い声が出にくくなる、慢性的にせきこむようになる、のどの痛み、のどの違和感、嚥下困難感(のみこみにくい)なども、逆流性食道炎でみられる症状です。
逆流性食道炎は経過をみて治る病気ではありません。逆流性食道炎と思われる症状が見られたら、放置せず医療機関を受診するようにしましょう。