高尿酸血症・痛風

高尿酸血症・痛風とは

高尿酸血症は、血液中の「尿酸値」が高くなっている状態のことです。
そして、この状態が続いた影響で関節内に尿酸の塊(結晶)ができ、痛みを伴うようになったものを「痛風」と呼びます。痛風は、文字通り「風があたっただけでも痛い」というほど激しい痛みの出る病気で、発作は数日続きます。


高尿酸血症は、

  • 尿酸を作りすぎているパターン
  • 尿酸の排泄がうまくいっていないパターン
  • 両方の要素があるパターン

この3種類に分かれます。高尿酸血症を起こすのは、ほとんどが男性です。これは、女性ホルモンに尿酸を排泄させる作用があり、女性は高尿酸血症になりにくいため。
女性の患者数はほとんど変化していませんが、男性の患者数は年々増えています。

高尿酸血症・痛風の原因

高尿酸血症やそれによる痛風は、遺伝的な要因とその他の要因が関わり合って発症することが知られています。

  • 肥満
  • アルコールの飲みすぎ
  • プリン体のとりすぎ
  • 遺伝の要因(尿酸を過剰に作りやすい、尿酸を排泄する機能が弱いなど)

アルコールの中では、とくにビールの量を減らすことが大切です。ビールに含まれるプリン体は、体の中で最終的に尿酸にまで分解されます。
ビールのほか、プリン体を多く含む食べ物としては、レバー、干物などが代表的です。

高尿酸血症・痛風の治療

高尿酸血症の治療の目的は、痛風発作の予防・尿路結石などの合併症予防です。
生活習慣の改善と、薬を使った治療をおこないます。


生活習慣は、以下のような点に注意してみましょう。

  • アルコールを減らす
  • プリン体の多い食品の摂取を減らす
  • 水分をしっかりとる(医師に制限されている方を除く)

最近は、低糖質ダイエットの流行もあり、糖質をカットした分だけ肉や魚の摂取が増え、尿酸値が上がってしまったという方も見受けられます。食事はバランスよくとるようにしてください。


薬は、個々人に合ったものを選んで使います。治療を進めていくと、「もうだいぶ尿酸値が下がったのに、ずっと続けなくてはいけないの?」と疑問に思われる方が多いです。
尿酸値を下げる薬は、腎臓の働きが悪くなるのを抑えたり、関節に尿酸結晶が溜まっている方の痛風発作を減らしたりすることがわかっています。そのため、尿酸値が十分に下がっていたとしても、薬を続けた方がよい場合もあるのです。治療で疑問に思われることがありましたら、お気軽にご相談ください。

高尿酸血症を放置するとどうなる?

高尿酸血症は、さまざまな病気や生活習慣病と関連することがわかっています。


まず、高尿酸血症が続くと腎臓の機能が低下しやすいです。尿酸の塊(結晶)は、関節だけでなく腎臓や尿路にたまることがあり、そうすると腎臓の働きが阻害されたり、尿酸結石ができたりします。


肥満やメタボリックシンドロームは、それだけで体内で作られる尿酸の量が増える原因です。高尿酸血症で肥満の方は、減量した方がよいでしょう。


また、高尿酸血症の方は、動脈硬化やそれが原因の病気にかかりやすいことがわかってきています。高血圧や狭心症、心筋梗塞といった病気です。


痛風発作を起こさない限り、高尿酸血症の方にはとくに自覚症状はありません。ですが、高尿酸血症をきっかけにしてさまざまな病気を引き起こす可能性がありますので、生活習慣の見直しや薬の内服でコントロールしていきましょう。

参考

当院では発熱外来・PCR検査を

行っていません。

院内では引き続きマスクの着用をお願いします。

皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

9:30-10:00は電話が大変混み合っており電話が繋がりにくい状況となっております。

大変ご迷惑をおかけいたしますがお時間を改めてのお電話をお願いいたします。