糖尿病

糖尿病とは

糖尿病は、血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用が低下することで、血糖値の高い状態が続く病気です。
自己免疫疾患などが原因でインスリンがほとんど分泌されない「1型糖尿病」と、遺伝の要因や運動不足・食生活などが原因になる「2型糖尿病」に分けられます。以前は、「糖尿病はぜいたく病」「自己管理できない人の病気」のようにいわれることもありましたが、今では遺伝的な要因が強いことがわかっています。
糖尿病を発症するのは、誰のせいでもありません。長く健康に暮らせるように、しっかり治療していきましょう。

糖尿病の症状

糖尿病は、かなり血糖値が高くならない限り、ほとんど自覚症状がありません。血糖値が高くなったときには、以下のような症状が出ることがあります。

  • のどが乾く
  • 飲水量が増える
  • 疲れやすくなる
  • 痩せる
  • 意識が朦朧とする

脱水の症状と似ているため、暑い時期h夏バテと勘違いしてしまうこともあります。こういった症状が何日も続くようであれば一度受診してみた方がよいでしょう。

糖尿病の治療

糖尿病の治療は、薬・食事・運動の3本柱でおこないます。


2型糖尿病の方は、まずは飲み薬を中心に治療をしましょう。今はいろいろな種類の薬がありますので、個々人に合った薬を選んで治療することができます。肥満を伴う糖尿病の方には減量効果のある薬がよいかもしれませんし、腎臓や心臓の持病がある方には臓器を守る働きの糖尿病薬がよいでしょう。
必要に応じて、インスリンの注射を使うこともあります。「インスリンをはじめたら、やめられないのでは?」と不安に思われている方も多いです。が、2型糖尿病の場合は、インスリンを使い始めたからといって、一生やめられないとは限りません。
個々の生活スタイルに合うように治療を一緒に考えていきましょう。


ただし、薬さえ飲んでいれば、食事は好きなものを好きなだけ食べてよい、というわけではありません。食事に関して、気を付けていただきたいこともあります。
このようにお伝えすると、あまり自炊をしない方は困ってしまうでしょう。できるところから、少しずつ取り組んでいくことが大切です。また、間食や外食については、一律に禁止というわけではありませんが、個々の血糖コントロールの状態や合併症などによっても変わります。個々の生活リズムやなどを踏まえて、食事について簡単なアドバイスをいたします。


運動は、それ自体が血糖値を下げるのに役立つことがわかっています。運動によって、インスリンが効きやすい体になるのです。
走ったり、ジムに通ったりというような本格的な運動をしなくてもかまいません。少し歩く距離を長くする、エレベーターではなく階段を使うなど、日常生活でできるところからやってみましょう。


こうした標準的な治療をおこなっても、なかなか血糖値のコントロールがつかないことがあります。その場合はより専門的な対応が必要となるため、糖尿病内科などを紹介いたします。

糖尿病の放置リスク

糖尿病は、あまり自覚症状が出てこないことから、通院を途中でやめてしまう方が少なくありません。ですが、糖尿病を放置するとさまざまな悪影響があります。代表的な3つの合併症を紹介します。

失明することも:糖尿病性網膜症

光を感じるセンサーである網膜には、細かい血管がたくさん張り巡らされています。血糖値の高い状態が続くと、血管がダメージを受け、網膜の細い血管がもろくなって出血したり、詰まって酸素や栄養が行き渡らなくなったりします。
その結果、網膜が剥がれ、視力の低下や失明に至ってしまうのです。


一度低下した視力は戻りませんので、血糖値のコントロールをしながら、年に1回程度は眼科にも通うことをおすすめします。

しびれや感覚麻痺など:糖尿病性末梢神経障害

血糖値が高い状態が続くことで、神経細胞がダメージを受け、感覚が鈍くなる「糖尿病性末梢神経障害」が起こります。糖尿病の合併症の中では、比較的早いうちから出てくる症状です。
はじめは、「足がつる」「便秘」といった症状からはじまり、だんだん手足の痺れがでたり、感覚がなくなって歩きにくくなったりと症状が進行していきます。
感覚がないために、足の裏に怪我をしたことに気がつかず腐ってしまうことも。

透析になる原因の第1位:糖尿病性腎症

糖尿病の方は、腎臓の働きが低下しやすいです。
腎臓の働きが少し低下したくらいでは生活に支障ありませんが、だんだんと体のむくみやだるさといった症状が出るようになります。体に不要な老廃物を、尿として出すことができなくなるためです。
透析が必要になる原因の中で、糖尿病性腎症が年々増えてきており、今では最も多くなっています。透析は、時間がかかること、食事や飲水量の制限があることなど、日常生活に大きな支障が出る治療です。
腎臓の機能を守るためにも、糖尿病の治療を続けていくようにしましょう。

参考

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