呑気症は、「空気嚥下症」とも呼ばれ、名前の通り「無意識のうちに空気を飲み込んでいることで食道・胃・腸に空気が溜まり、げっぷやお腹の張りなどの症状が出る状態」です。
人は、喋ったり食べたりするときに少しずつ空気を飲み込んでいます。早食いの方、1回にたくさんの量を口に入れて食べる方は、空気を飲み込みやすいといわれます。炭酸飲料を多く飲む方も、お腹が張りやすいです。
そのほか、呑気症の代表的な原因はストレス。環境や生活習慣を変えてストレスを減らすことが大切です。ストレスを和らげる薬を使うこともあります。
呑気症に伴って逆流性食道炎をおこすこともあるため、胸やけなどの症状がある場合には、食道の状態も調べておくとよいでしょう。